ラミネートべニア治療のメリット・デメリット

クリニックホワイトニング

短期間で歯への負担も少なく、審美性を改善できるラミネートベニアにもメリットとデメリットがあります。
治療で失敗して後悔しないためにも、治療のデメリットやリスクも把握して頂きたいです。

■ラミネートベニア治療のメリット

ラミネートベニアのメリットには以下のようなものが挙げられます。

歯を全く削らない
治療期間が短い
ラミネートベニアは、ほとんどの場合2度の通院で完了します。仮歯を装着している期間は2週間ほどで、その後はシェル板を貼り付けて完了です。
すきっ歯の矯正治療であるワイヤー矯正やマウスピース矯正などと比べると、非常に短期間で受けることができます。

ホワイトニングで効果がない方もご自身に合わせたお色にできます
歯の黄ばみなどが気になる方や、テトラサイクリン歯の方などで、ホワイトニングを試したものの、満足のいく白さに仕上がらなかったという場合にラミネートベニアは適しています。色を複数の中から選ぶことができるため、自分好みの色にすることが可能です。

ラミネートベニアは変色しにくいため、色を維持できます
貼り付けたシェル板はセラミック製なので、変色しにくい性質があります。
よってホワイトニング目的で行った場合には、希望の歯の色を維持することが可能です。

歯並びや歯の形、白さが同時に叶う
ラミネートベニアは前歯が凸凹している場合や、すき間があいているすきっ歯の場合に適している治療法です。
その際、歯並びが美しくなることに加えて歯の形や色までもきれいになるメリットがあります。
審美性を求めている方に適しています。

■ラミネートベニア治療のデメリット
ラミネートベニアのデメリットには以下のようなものが挙げられます。

適応症が限られる
すでに被せるタイプの差し歯が入っている方、噛み合わせが強い方、歯ぎしり食いしばりがある方は欠けやすいため、ラミネートベニアが適さないことがあります。
このように適応症が限られるというのが一つのデメリットです。
ラミネートベニアはセラミック製であり、セラミックの特性上、割れやすいということがあるためです。

大きく歯並びを変えられない
ラミネートベニアは、ただ上から貼り付ける方法なので、前歯の凸凹やすきっ歯などは治療できても、出っ歯や受け口などの顎に関わる歯並びを治すことは難しくなります。つまり大きく歯並びを変えることができません。

クラウンに比べ取れる恐れがあります。
ラミネートベニアは表面に貼流だけの治療のため、脱離・破折と知った症状を起こす恐れがあります。

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